お寺情報
ごあいさつ
法王山阿弥陀寺は京都知恩院の末流・浄土宗の寺院です。天文年中に、現・山口県周防大島久賀の地に創建されました。
当山は、阿弥陀如来を本尊に構え、右の脇侍を慈悲の観世音菩薩、左の傍侍を知慧の勢至菩薩となる阿弥陀三尊をお祀りしております。
お念仏を唱え、極楽浄土を願う。その心を発信していくことが、阿弥陀寺の役割であると考えています。
さらに当山では、地域社会への貢献活動にも積極的に取り組み、また、檀信徒のみならず、多くの方々に参加いただける活動にも力を入れております。
葬儀・年忌法事などのご相談がございましたら、遠慮なくお申し付けください。
住職
お寺の歴史
京都知恩院の末流であった浄土宗に属す法王山阿弥陀寺は、天文年中に広誉上人(林翁和尚)によって創建・開基され、慶安元年第五世単誉上人(長察和尚)、寛政九年第十三世高誉上人(法山和尚)の代に再建・改造。のち、慶応二年・四境の役大島口の戦い(江戸幕府による長州征伐)によって焼失するも、第二十世法誉上人(隆真和尚)の代に現在の本堂(明治29年)、山門客殿(鐘楼門)(明治39年)の再建が行われ第二十六世哲誉上人(俊雄和尚)(平成15年)の代に現在の庫裡が新築され今日に至ります。
文化3年(1806年)に檀家によって始められたといわれる7日間(現在は5日間)にわたる常行念仏(念仏を唱えること)を起源とする「回向法要」の際には、周防大島内外の浄土宗の寺院から当寺に僧侶が集まり、檀家や信徒の先祖供養を行っています。その最終日は「回向祭」として多くの人々で賑わい、諸菩薩の行列「二十五菩薩練供養」が行われます。
「回向法要」のご紹介はこちらをご覧ください
久賀保育園
法王山阿弥陀寺では、近隣の子どもたちの健康と教育に寄り添いたいという想いから、また、地域活動への貢献を果たす役割を担うために保育園を運営しています。
久賀保育園 保育方針:子どもたちの個性を生かしながら年齢発育にそった保育を行っており、特に法王太鼓や武道(拳法)を取り入れた保育が特色です。太鼓や武道を通じて礼儀や健康な心身、思いやりの心の育みに努めています。
久賀保育園のHPはこちらをご覧ください
アクセス
山口県大島郡周防大島町大字久賀本町4468
電話 : 0820-72-0873
FAX : 0820-72-0225